習慣道場だより

正論ばかりの人がリーダーに向かない理由

2025年2月9日

 

「正しいだけじゃダメ?」正論ばかりの人がリーダーに向かない理由

「正しいことを言っているのに、なぜか周りがついてこない…」

そんな経験、ありませんか?

✅正論を言うことは、間違いではない

まず最初に伝えておきたいのは、正論を言うことは悪くないということです。
事実に基づき、論理的に正しいことを伝えるのは、大切なこと。

でも、「正しさ」だけでは、人は動かないのです。

👥チームには「感情」や「状況」がある

組織の中では、「正しいか・間違っているか」だけで割り切れないことがたくさんあります。

たとえば――
会社の大事な会議と、子どもの運動会が同じ日に重なったとします。
仕事を優先するのが「正しい」のかもしれません。でもそれを当然だと押しつけたら、「家族を大事にしたい」という気持ちをもつ人たちの共感は得られませんよね。

リーダーには、その人の背景や気持ちを想像して寄り添う力が求められます。

🌳リーダーに必要なのは「柔軟さ」と「共感力」

歴史を振り返っても、人々の信頼を集めたリーダーたちは、ただ正論を並べるだけではありませんでした。

相手の立場に立って考えたり、状況に応じて判断を変えたりと、広い視野と柔軟な判断力を持っていました。

つまり、リーダーに必要なのは「正しさ」だけでなく、心の広さと人間らしさなのです。

🧭本当のリーダーシップとは?

  • 多様な価値観を受け入れること
  • 相手の感情や背景を想像すること
  • 対話を通じて信頼を築くこと

「この人の気持ちはどうだろう?」
と一歩踏み込んで考える力こそが、真のリーダーシップにつながります。

🤔あなたの周りにいる「ついていきたくなる人」は?

正論を言うよりも、一緒に悩んでくれる人
答えを押しつけるよりも、話を聞いてくれる人
そんなリーダーに、人は自然とついていきたくなるのではないでしょうか。

ぜひ、あなた自身の「伝え方」や「聞き方」も振り返ってみてくださいね。

《 一覧に戻る